古道具市 2020.05.
2020年5月1日
三穂で進行中の古民家リノベーション・新築プロジェクト。
空き家(持ち主は市外在住)であった古民家を取得することから始まり、これから着工というところまで辿り着きました。
江戸から現代まで長く続く古民家にはいろいろな形で住まいの歴史の痕跡が残されます。
(長い間に改修され古い材や新しい材が混じっていたり、床框の跡があったり、改修前の姿が断片的に残っていたり面白いです。)
建物本体はもちろんですが、食器や什器、箪笥などの家具といった暮らしの道具もまたその痕跡と言えるのではないでしょうか。
古い民家には決まって通常の家には考えられないくらいのものが詰まっており、物量の多さにプロジェクトの度に毎回驚かされます。
その中にはいまの暮らしにも取り入れたいものがたくさんあります。
(機能は使えないけどインテリアとしておしゃれだよね、なども含めて)
多くは手仕事でつくられた家具や道具、陶器などです。
材料やつくりが良いので少し直したり手を加えず使えるものがほとんどで、経年した表情はたまりません。
時代を経ても色あせることなく新鮮に映るのは、時代に左右されない意匠と品質があるからにほかなりません。
今回の民家には和箪笥、着物箪笥、長持(お品にはあげていませんが。)など大きな家具類が多く残されていました。
おそらく戦前のものですが、金具は当時のものがついていますので、大切に使われていたことがうかがえます。
全てを使いこなすのは困難ですが、持て余してしまい、廃棄するにはあまりにもったいない。
失われてはいけない価値だと思い、今回は実験的な試みとして、それらの家具などをお示しして大切に使っていただける方を募ることとしました。
写真をご覧になって、興味がある、欲しいという方は下記連絡先までお気軽にご連絡ください。
MAIL misuzu@basil.ocn.,ne.jp
TEL 090-1399-3810(宮戸)
TEL 080-5186-1787(宮内)
○ 箪笥①(¥5,000) 黒くてかっこいい。
○箪笥②(¥5,000) 渋くてかっこいい。
○箪笥③(¥5,000) センターにライン。磨けばもっと表情が出て光るはず。
○箪笥④ (Sold out) 重量級。綺麗な艶がのこっています。イチオシです。
○化粧鏡台① (¥1,000) 引き出しやら鏡のディテールやら随所にかわいさ。
○化粧鏡台② (¥1,000) 正面天板に半透明のおしゃれなプラスチック。はいから。
○だいこくさま (無料) 玄関先にいかがでしょうか?